日本人にとって天皇制の姿をまざまざと見たGHQ
天皇の全国巡幸時のエピソードをさらに見ていきたい。これは神奈川巡幸になるのだが、久里浜の引き揚げ者共同住宅でのことであったが、たまたま天皇は南方要域からの帰還の下士官や若手将校の一団の部屋に入った。この一団は起立して敬礼をしている。天皇は黙したままであった。すると将校の一人が、…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,033文字/全文1,173文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】