スーパー専門71歳スリ師の「持論」と自慢の「眼力」…獲物見定め犯行終えるまで10分の早業
調べに対し、「私がやったことに間違いありません。生活費のためにやった」と供述しているという。
「被害に遭った高齢女性は現金をATMで下ろした直後というわけではなく、日頃からこれぐらいの現金を持ち歩いていたそうです。見た目からお金持ちそうな雰囲気だったようなので、佐々木の見る目は間違っていなかったことになる。女性は北区ではなく、隣接する荒川区在住です」(捜査事情通)
佐々木容疑者はスリの常習犯で、10年ほど前にも同様の手口でスーパーで女性から財布を盗み、逮捕されている。
「スーパーの食料品売り場で、50代の女性客がショッピングカートにかけていた手提げバッグから財布を盗んだ。女性に気づかれ、猛ダッシュで逃走したものの、店の従業員に取り押さえられ、警察に引き渡された。ちなみにその時、女性の財布に入っていた現金は2万4000円ほどで、生活費の足しにしようとしていた」(前出の捜査事情通)
この10年間で金を持っているかどうかを見極める「眼力」が鍛えられたということか。