ボクシング八重樫東 39戦全勝の挑戦者に「強すぎて困惑」

公開日: 更新日:

 どっちが王者だかわかったもんじゃない。

 23日に発表されたWBCフライ級王者の八重樫東(31)と、同ライトフライ級王者の井上尚弥(21)が9月に行うダブル防衛戦。会見に臨んだ両者は意気込みを語ったものの、表情も言葉もまったくの正反対だった。

 ランキング15位のサマートレック・ゴーキャットジム(29)と対戦する井上は「相手に何もさせないボクシングを目指したい」と、自信満々。

 一方、八重樫は「最後まで悔いのないように戦いたい」と、まるで負け戦に臨むかのような弁だったが、それも無理はない。なにせ挑戦者はWBAでミニマム級、ライトフライ級の2階級を制したローマン・ゴンザレス(27)。39戦全勝33KOの実績を引っ提げ、3階級制覇に挑む。強すぎるあまり、前WBAライトフライ級王者の井岡もすったもんだの末、対戦を回避したほどだ。

「(相手が)強すぎて困惑している」とも話した八重樫。

 善戦すれば評価が上がると前向きに考えるしかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した