高校時代の恩師が語る マー君の「故障までの3カ月と今後」

公開日: 更新日:

「将大が登板する全ての試合の中継を見ているわけではありませんが、ニュース映像で見る限り、前半戦最後の2試合はおかしかったと思う」

――何か異変を感じたのですか?

「(12勝目を挙げた3日の)ツインズ戦、(4敗目を喫した8日の)インディアンス戦は直球に威力がなかった。ボールがしっかりと指にかからず、ベース手前で伸びがなく、相手打者に簡単に持っていかれているように見えました(ツインズ戦は4失点、インディアンス戦は2本塁打5失点)。楽天時代(08年)に右肩を痛める前にも状態の良くないことはありましたが、今回ほど悪いのは見たことがありません。疲労もあって、調子を落としていると思いましたが、まさか右肘を痛めているとは考えもしませんでした」

――故障は何が原因だと思いますか?

「中4日のローテーションが一番の原因だと思われますね。日本での中6日と比べれば回復具合も違うでしょうから。日本では『上がり』(休養)がありましたけど、メジャーではないようですし、遠征もあり、ライフスタイルの変化が将大には負担になっていたかもしれません。一番心配していたことだったんですが……」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  5. 5

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 8

    「皐月賞」あなたはもう当たっている! みんな大好き“サイン馬券”をマジメに大考察

  4. 9

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  5. 10

    常勝PL学園を築いた中村監督の野球理論は衝撃的だった…グラブのはめ方まで徹底して甲子園勝率.853