去就決まらぬ鳥谷に業を煮やす阪神 チーム作りもままならず

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 要するに、鳥谷サイドが欲をかいているようなのだ。某球団のメジャースカウトが「有力視されたブルージェイズにしても、鳥谷をどこまで評価しているか疑問。正式なオファーは出していないという話もあります」とこう続ける。

「鳥谷は今年で34歳と高齢で、メジャー経験もない。日本人内野手は西岡や中島など、ただでさえ失敗例も多い。リスクを考えれば、レギュラーではなく5人目の内野手が妥当な評価です。ブルージェイズの関係者も『控えとしては最適』と言っていますしね。条件は良くて2年500万ドル(約6億円)くらい。阪神が提示した1年4億円以上という金額には及びません」

■編成の大枠を固められないのは阪神だけ

 鳥谷の結論先延ばしにアタマを抱えているのは阪神だろう。これまで4年16億円超とみられる破格の条件を提示するなど、3度の残留交渉を行ったといわれている。

 阪神は今月中旬を返答期限とし、鳥谷の決断時期を「連休明けの13日にも」と報じたスポーツマスコミもある。だが、現状では目立った動きは見せていない。

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