ソフトバンク本拠地5m縮小で気がかりな松坂の被本塁打率

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「これで損をするのはメジャー帰りのアノ人だけじゃないですか」

 ソフトバンク関係者がこう言うのが本拠地ヤフオクドームの改修のことだ。

 これまでの両翼100メートル、中堅最深部122メートルという巨大ドームは外野フェンスが12球団の本拠地で最も高い5.8メートルを誇っていたこともあり、チームを「一発不足」で悩ませてきた。

 日本一になった昨季も本塁打数はリーグ5位の95本と低迷。そこで、球団はその汚名返上と観客増を目的に今オフに改修を着工し、従来の外野フェンス前に新観戦エリア「ホームランテラス」を設置して、左中間と右中間を最大5メートル縮小、外野フェンスも4・2メートルまで引き下げたのである。

 これで危惧されるのが被本塁打のリスクが高まる投手陣への負担だが、冒頭の関係者はこう言うのだ。

「外国人のスタンリッジをはじめ、摂津、大隣らの主力投手は基本的に丁寧にストライクゾーンの低めをついてゴロを打たせるタイプ。もともと一発を打たれる確率は低い。球団もそれを把握しているからこそ改修に踏み切った。問題は松坂大輔(34)です。メジャー時代から一発を打たれる傾向がありましたからね」

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