貧打の巨人がすがる「強肩強打のキューバ人捕手」2人の名前
そもそも体調面の不安から一塁にコンバートされた阿部には故障がちな肉体的問題がある。さりとて、小林は完全に原監督の信頼を失った。そこで浮上するのが「打てる捕手」の補強だという。
10日のあるスポーツ紙は、新外国人として米大リーグ、前レイズのファン・フランシスコ内野手(27)をリストアップしたと報じたが、中南米事情に詳しい球界関係者はこう言う。
「巨人がキューバ人捕手を調査しているという情報がある。捕手の助っ人はコミュニケーションが取りにくいから日本では異例。しかし、巨人は打てない。本塁打を打っているのは亀井と片岡の2人だけ。チーム打率.231はリーグ4位。背に腹は代えられないということでしょう。現状では毎日捕手として出ながら疲弊していく4番・阿部と2年目でベンチを温め続ける小林の捕手2人は共倒れに向かっている。キューバ人捕手の候補は、代表の28歳モレホン、35歳のペラサが挙げられる。モレホンはまだ若く、攻守のバランスがいい。ペラサは捕手の守備に難があるが、打撃力に定評があり、代表では捕手、指名打者、代打の切り札的役割。国内リーグ戦では毎年タイトル争いをしている選手です」