裏に大物の存在 バスケ協会トップに就く川淵氏“真の狙い”

公開日: 更新日:

 14日、日本バスケットボール協会の会長に川淵三郎氏(78)が就任することが確実になった。

 Jリーグの初代チェアマンにして、現在も日本サッカー協会最高顧問に君臨する川淵氏になぜ、白羽の矢が立ったのか。

 その経緯に触れる前にまず、バスケットボール協会の内情をおさらいしておく必要がある。

「日本には現在、企業チームを中心とする『NBL』とプロの『bjリーグ』という2つのトップリーグが国内に混在しています。これに対し、世界の協会を管轄する国際バスケットボール連盟(FIBA)は『1国1リーグ』を理想とし、08年から2つのリーグを統合するよう日本バスケ協会に求めていた。しかし、互いのリーグの既得権益がぶつかり合い、一向に事態が進展しない。業を煮やしたFIBAが昨年、ついに『10月末までに統合しなければ重大な処分を科す』と通告。事ここに至ってなお、FIBAへの回答期限の直前になってなんと、協会会長がケツをまくって辞任してしまった。怒ったFIBAが協会に対し、無期限資格停止処分を科したのです」(専門誌編集)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  5. 5

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 8

    「皐月賞」あなたはもう当たっている! みんな大好き“サイン馬券”をマジメに大考察

  4. 9

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  5. 10

    常勝PL学園を築いた中村監督の野球理論は衝撃的だった…グラブのはめ方まで徹底して甲子園勝率.853