FWの苦手意識を克服するにはドライバーの直打ちが役に立つ
ドライバーの直打ちでやるべきことは、ボールを上げることよりも、払うような軌道でヘッドを低い位置から入れ、フェースの下側でボールをとらえること。低いライナー弾道で、150ヤードぐらいキャリーが出るショットを目指してほしい。
ドライバーの直打ちでダフらないようになったら、次にFWに持ち替えてボールを打ってみてほしい。ドライバーに比べればFWはフェースが薄べったくて、ロフトも多い。アドレスしただけでボールが上がるイメージが出るし、ドライバーで直打ちするのに比べると、ノープレッシャーで打てるはずだ。
コースに出ると練習でこなせたことができない。100%の力を発揮できない人が多いと思うが、ならば、練習で120%以上の努力をするのもひとつの方法である。練習場で気持ち良くボールを打つだけでは、本番力は身につかない。
練習場でも取り組み方を変えれば、コースの時よりもプレッシャーを自分にかけることができるのだ。
(ゴルフライター・マーク金井)