ゴルフスイングは高度に分析できる時代に突入
今年の全英オープンは27年ぶりに、最終日が月曜日へと持ち越された。
最終ラウンドではザック・ジョンソン、マーク・リーシュマンとルイ・ウェストヘーゼンの3選手が、72ホールを終えた時点で15アンダー。4ホールで争われるプレーオフでは、出だしの2ホールでバーディーを奪ったジョンソンが競り勝ち、2007年マスターズ以来となるメジャー2勝目を挙げた。
ボクはテレビ観戦していたが、欧米ツアーの選手を見ていると、どの選手もガンガン飛ばしてくるが、力任せにスイングしているわけではない。
体の使い方、そしてクラブの動かし方が合理的で、実に理にかなっている。
では、どこに着目して練習すれば、彼らのように効率の良いスイングを身につけられるのか?
まずは客観的にスイングを分析することが大事だが、ここにきてゴルフ界にも画期的な装置が導入されている。
モーションキャプチャーと呼ばれる装置で、これを使うとスイング中の体の動きだけでなく、ヘッドやシャフトの挙動までも数値化され、3Dグラフィックスで動きを分析できる。