杉内手術で左腕先発激減…巨人に早くも来季“投壊危機”

公開日: 更新日:

「ペレスは7月の移籍期限ギリギリにロッテから打診があったものの、条件面などで折り合いがつかず、契約に至らなかった。中日などが興味を示していたこともあり、巨人は直後の8月早々に育成契約の内定にこぎつけた。BCリーグのシーズン終了を待ってこの時期の発表となったが、来季へ向けていち早く左投手を確保しておきたいという巨人の危機感の表れでしょう」(球界関係者)

■中継ぎ・山口の先発再転向も

 巨人は今季、12球団トップのチーム防御率2.81の強固な投手陣が、貧打にあえぐ打線をカバーしてきた。そこが揺らげば、チーム崩壊の危機といっても過言ではない。

「今季の先発ローテは菅野、高木勇、マイコラス、ポレダの4本柱を中心に回ってきた。ただ、この助っ人2人は来季、メジャー復帰の可能性も囁かれている。そうなったら先発陣は崩壊です。他にめぼしい左投手もいない。こうなると、絶対的セットアッパー山口の先発転向の目も出てきそうです」(前出の関係者)

 山口は昨季まで7年連続60試合登板の鉄人。しかし、今季は4勝5敗、防御率3.20と精彩を欠き、これまでのような絶対的な投球は影を潜めている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    セクハラだけじゃない!前監督が覚悟の実名告発…法大野球部元部長、副部長による“恫喝パワハラ”激白180分

  5. 5

    仁義なき「高校野球バット戦争」…メーカー同士で壮絶な密告合戦、足の引っ張り合い、広がる疑心暗鬼

  1. 6

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  2. 7

    大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

  3. 8

    西武・渡辺監督代行に貧打地獄を直撃!「ここまで打てないほど実力がないとは思ってない」とは言うものの…

  4. 9

    朗希の“歯車”は「開幕前からズレていた説」急浮上…メジャー挑戦どころじゃない深刻事態

  5. 10

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方