「ひねり技」評価見直しで 体操・白井健三の今後に暗雲か

公開日: 更新日:

 今大会は「ミスター・ツイスト」の異名で世界中の注目を集め、期待通りに高難度の技を決めたが、「来年にも新技は廃れるかもしれない」というも声も出ている。

 実は、五輪の閉幕後に規定の変更を行うFIGが、今回の見直しで、今後、ひねり技を重視しない方針であると各国の体操協会に通達しているというのだ。

「ルールを決定するFIGの技術委員会は、“世界のトップクラス選手なら、3回転できれば、もう半分ひねるのは難しくない”との判断なのです。新しい規定でひねり技が評価されず、低い得点に設定されれば、各国の選手は跳馬とゆかの演技からひねりを減らす。白井の新技が認定されたとしても来年からは過去の遺物と化す可能性もあるのです」(体操関係者)

 白井には、さらなる「新技」が必要になりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方