実は一番ヤバい?大学スポーツ界もオンラインカジノ騒動に戦々恐々
プロ野球で8球団15人の利用者が判明したオンラインカジノ騒動。これに戦々恐々としているのが大学スポーツ界だという。
体育会系部員による体罰、パワハラ、イジメにとどまらず、違法薬物の所持・乱用も表沙汰になるなど、不祥事が相次いだのは記憶に新しい。
「数年前にコロナ禍で活動中止になるなど、部員は家や寮に籠もる期間が長かった。それを機に犯罪や犯罪まがいの行為に手を染める学生もいた。あるスポーツ名門大では数年前、部員による詐欺事件が発覚し、警察沙汰になっている。オンラインカジノで多額の借金を抱え、同僚部員と金銭トラブルに発展した事例もあると聞く。芸能界、プロ野球界での相次ぐカジノ利用者発覚を機に、騒動の飛び火を恐れる大学関係者は少なくありません」(大学事情に詳しいジャーナリスト)
実際、NHKは先日、オンラインカジノ問題のニュースで、スポーツベッティングに500万円をつぎ込んだという男子大学生が、ギャンブル依存で病院に通っている実態を明らかにした。この学生がスポーツ部員かどうかは定かではないが、大学生がオンラインカジノにハマり込む事例は少なくない。