イラク戦で判断力欠如を露呈 本田はついに賞味期限切れ
これは所属するミランで出番が少なく、試合勘を失っていることも無関係ではあるまい。ミスを恐れるあまり「安全にプレーしよう」という意識も伝わってきた。
これでは、本田本来のダイナミックなプレーは期待できない。30歳と老け込むにはまだ早いが、ついに本田も賞味期限切れになってしまったか……と思わないではいられなかった。
1トップで先発したFW岡崎は、彼らしいガムシャラなプレーで何とか決定機をつくろうと必死だった。しかし、必死にプレーすること=ストライカーの仕事ではない。効率良くシュートチャンスを待ち、決定機では落ち着いてゴール枠内にボールを流し込むことがFWの役目である。岡崎にも試合勘の問題もあったと思うが、彼にも“本田と同じような気配”を感じてしまったのも事実。
最後に、出番のなかった背番号10のMF香川だ。
所属先のドルトムントでは、20歳未満の選手の台頭もあって戦力外のような扱いを受けている。27歳とそれこそ老け込む年ではない。賞味期限切れにならないようにドルトムントで、もちろん日本代表でも巻き返しを図ってもらいたい。