マリーら難敵がズラリ…錦織圭の今季最終戦は“死の組”に

公開日: 更新日:

 年間成績上位8人が出場する男子テニスの今季最終戦「ATPツアー・ファイナル」(13日開幕=ロンドン)の1次リーグの組み合わせが7日(現地時間)に決まった。

 世界ランキング5位で3年連続出場の錦織圭(26)は、同1位でリオ五輪金メダルのアンディ・マリー(29=英国)、同3位のスタン・ワウリンカ(31=スイス)、同7位のマリン・チリッチ(28=クロアチア)と同組に入った。1次リーグは4人ずつ2組に分かれて総当たりで対戦。各組2位までが準決勝に進出する。

 14年以来の4強入りを狙う錦織にとって、同組は難敵ばかりだ。マリー(通算2勝7敗)、ワウリンカ(同2勝4敗)とは相性が悪い。唯一、チリッチには7勝5敗と勝ち越しているとはいえ、直近のスイス室内(10月30日)決勝でストレート負けを喫した。

 1勝2敗の3位で、グループリーグ敗退に終わった昨季の雪辱を期す錦織は、苦戦を強いられそうだ。

 なお、もうひと組には5連覇がかかる世界2位のノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)、4位のミロシュ・ラオニッチ(25=カナダ)、6位のガエル・モンフィス(30=フランス)、9位のドミニク・ティエム(23=オーストリア)が入った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  2. 2

    旧ジャニーズ“復活”で女帝復権か…米国でスルー状態のTravis Japanを日本メディアが一斉ヨイショの裏

  3. 3

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで

  4. 4

    巨人、阪神などライバル球団が警戒…筒香嘉智に復活気配、球際の弱さからの脱却

  5. 5

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  1. 6

    甲斐拓也だけじゃない!補強に目の色変えた阿部巨人が狙うソフトバンク「Cランク」右腕の名前

  2. 7

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  3. 8

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  4. 9

    番長・三浦監督の正体《サラリーマン、公務員の鑑のような人格》…阪神FA移籍せず残留の真意、堅実かつ誠実

  5. 10

    カトパン夫の2代目社長は令和の“買収王”? 食品スーパー「ロピア」の強みと盲点