菅野も小林と息合わず…侍Jに渦巻く「捕手炭谷」待望論

公開日: 更新日:

 守りがダメなら、小林には打撃で貢献して欲しいところ。この日は苦手のバントを2度決めたものの、7日のバント練習中に失敗すると、それを見ていた小久保監督が「おい」と声を上げた。同点の中盤、1死一塁で犠打のサインを出されるということは、打撃は全く期待されていないことになる。キューバ戦の二回、中堅にポトリと落ちるヒットを放つとベンチでナインが笑っていたのはその証拠だろう。

■秋山のバットコントロールは青木以上

 さらに別のOBは外野についても「鈴木(広島)も悪くないが、今回は秋山(西武)をスタートから使った方がいい」と言ってこう続ける。

「小久保監督は秋山を勝ち試合の守備固めとして考えているのが残念。3日の阪神戦で右足に死球を受けたとはいえ、大きな影響はないし、右翼、中堅の守備はもちろん、バットコントロールのうまさは青木(アストロズ)以上ではないか。スイング時に左右の腕の力のバランスが均等だからブレない。選手たちが苦しんでいる外国人特有の動くボールにも対応できるはずだ」

 小久保監督の耳に届くか。

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