インとアウトでは別人…宮里藍が後半大乱調で2オーバー
【ANAインスピレーション】
インとアウトでは別人だった。
10番スタートの宮里藍(31)は12番、ピン上5メートルに乗せたボールが傾斜でスルスル戻り、カップ上1メートルへ。そのパットを難なく沈めると、14番、17番のパー3でもバーディーを奪い、前半3アンダーで折り返す。
後半に入ると東からの風が出てきて気になったのか、2番で第1打を曲げて、このホールと3番で連続ボギー。4番は2メートルのボギーパットも入らず、3ホールで前半の貯金を全部吐き出し、グリーンを外して8番でもボギー。後半は41と大きく崩れ、2オーバーは暫定80位タイだ。
藍の初日のドライビングディスタンスは246・5ヤード。飛ばない藍にとって6700ヤード以上のコースは厳しく、今大会は07年の15位が最高。ショットを曲げて、パットが入らなければ勝負にならない。