「ケンタ(前田)のストレートは相手打者にとってはスピードガン以上に速く感じられているはずだ。時には、スピードガンが壊れていると勘違いする選手もいるだろう」
前田は「今はしっかりと腕が振れています」と話しており、伸びのある直球を投げ込んでいることが球速アップにつながっているようだ。
同じ日本人投手で、球威のない上原浩治(42=現カブス)が、一時はメジャーを代表する守護神と位置付けられた。上原が2013年のレッドソックスの世界一に貢献したように、前田の“剛腕”はドジャースに29年ぶりの世界一をもたらすか。