出遅れ110位 松山はショット&パットに精彩欠き予選落ちも
ドロップゾーンからの3打目はピンそば2メートルにつけるも、このパーパットが入らない。
2オンに成功した14番パー5で初バーディーを奪うも、直後の15番ですぐにボギーを叩くなどチグハグだった。
今年は早めに現地入りして、大会12日前の7日にはカーヌスティで下見ラウンドをこなし、前週はスコティッシュオープン(予選落ち)にも出場した。
体調は万全だが、「道具が落ち着いていない」(関係者)という不安材料があった。
昨年9月にエースドライバー(キャロウェイ)のフェースが割れてから手になじむ“武器”が見つかっていないのだ。
松山は道具に神経質で、デザイン、ネック形状、打感、インパクト音だけでなくテークバック始動時の微妙な感触など、細部にまでこだわる。満足のいくドライバーは少ない。
今は他社メーカー(ピンとテーラーメイド)のドライバーを、それもさまざまなシャフトを装着して試合ごとに替えて戦っているが成績に結びついていないのが実情だ。