“原効果”だけじゃない シニア観客日本記録の裏に集客努力

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 昨年の今大会も2万2666人のギャラリーを集め、今年で8年連続の2万人超え。人気のある原前監督の本戦出場だけが、集客につながっているわけではない。

 試合には往年の名選手が勢ぞろいし、2打目以降が打ち下ろしになる18番(パー5)は、飛ばし屋ならアイアンで2オン・イーグルが狙えるスリリングなホールになっている。

 イベント会場では毎年サイン会やゴルフクリニック、チャリティーオークションが行われ、健康チェックなどの体験ブースやキッズパークもある。他の大会では入場できないクラブハウス内のカフェテリアレストランをギャラリーに開放。夏休みの一日を家族で楽しめるイベントが盛りだくさんだ。

 人気低迷に頭を抱える男子ツアーも学ぶべき点は多い。

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