左腕から初のHR エ軍大谷は肉体改造でさらなる飛ばし屋に

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 メジャーでは若手にオフの自主トレを主力選手と合同で行わせるケースもあり、レッドソックス時代の松坂(現中日)は同僚野手とアリゾナ州の民間トレーニング施設で汗を流した。この時は同僚野手が、松坂のオーバーワークになるのを防ぐため、監視役を務めたといわれるが、大谷のお目付け役になるのは主砲トラウト以外にはいないだろう。

■オフには主砲と合同トレーニング

 過去に2度のMVPを受賞しているトラウトは毎年、オフには生まれ故郷のニュージャージー州のジムで個人トレーナーの指導のもと、ハードなトレーニングで筋力アップに努めている。大谷がトラウト並みのトレーニングに励めば、主砲も顔負けのマッチョな体形へと変貌しそうだ。

 ボールの動きなどを解析するMLBの「スタットキャスト」によれば、今季の大谷の最長飛距離は137メートル。現時点ではトラウト、プホルスらの長距離砲を抑えてチームトップだ。

 今季、メジャー最長はパドレスのコルデーロ外野手で149メートル。先発投手としてメジャー最速の163キロをマークしたが、来季は打者として飛距離で上位にランクされそうだ。

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