ハム移籍の金子 願ったりの起用プランで高まるメジャー熱

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「ルーキーの気持ちをもって、北海道のために一生懸命がんばりたい」

 去る10日、オリックスを自由契約となり、日本ハムへ移籍する金子千尋(35)が札幌市内のホテルで入団会見を行った。来季から登録名を「金子弌大」に変更し、背番号はオリックス時代と同じ「19」に決定。今季6億円だった年俸は、1.5億円プラス出来高の1年契約と大幅に減ったが、オリックスの提示が1億円だったことを考えれば御の字だろう。

 2014年に沢村賞を獲得した細身の右腕は今季、17試合登板で4勝7敗、防御率3.87にとどまったものの、まだまだやれるとの声は少なくない。

「札幌ドームのマウンドは比較的、硬くて傾斜がある。京セラドームと形状が似ており、違和感なくやれるのではないか」とは、日本ハムOBだ。

 役割については金子本人がオリックスに要望していたように、「先発にこだわりはない」と話した。

「今季は8月に首から背中にかけての張りで離脱して以降、実戦から離れている。プロ入り当初は中継ぎ経験があるし、ショートイニングで登板しながら段階的に状態を上げ、先発に復帰したい意向もあるようです」(前出のOB)

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