“競合”王者相次ぎ柔道世界選手権欠場も…日本が喜べない訳

公開日: 更新日:

 リネールや安も世界選手権を回避して、東京五輪に照準を絞ったのだろう。

 そもそもリネールはリオ五輪前も出場の意向をギリギリまで明らかにしなかった“前科”がある。五輪開幕を半年後に控えた2月に左肩を手術。リネール陣営は「五輪に間に合うかは神のみぞ知る」と、出場辞退をほのめかし、調整不足もささやかれたが、リオでは連覇を達成した。

 日本の100キロ超級は、リオ五輪銀の原沢久喜(27)、73キロ級は同金の大野将平(27)が、それぞれ代表入りが有力視される。いずれもメダル獲得を期待される階級だ。

 全柔連のトップも兼務するJOC(日本オリンピック委員会)の山下泰裕会長は「金30個は十分に可能。上方修正してもいいのではないか」と話している。

 日本のお家芸が惨敗しないためにも、ライバルの動向を用心するに越したことはない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”