炎鵬は最軽量99キロ 横綱白鵬の内弟子に“小兵”が多いワケ

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 偶然なのか、それとも狙いがあるのか。

 5月場所で幕内デビューを果たした炎鵬(24)が、さる1日、自身の幕内昇進祝賀会に出席した。新入幕となった5月場所は7勝8敗と負け越したものの、168センチ、99キロという幕内最軽量の体格を生かし、スピードで対戦相手を翻弄。平均体重163.9キロの幕内で、存在感を発揮した。

 炎鵬は横綱白鵬(34)の3人いる内弟子のひとり。182.5センチ、149.2キロの山口(30)はともかく、石浦(29)も174センチ、115キロと小柄だ。

 小兵力士はケガに悩まされるケースが多く、炎鵬も13日目に右太もも裏を負傷した。小柄な力士はスピードで勝る半面、パワーでは太刀打ちできず、安定した相撲を取りにくい。無理に残そうとしたり、強引に投げを打って、足腰をケガした例は数知れず。平均体重が今ほどではなかった昔ならともかく、このご時世で出世は難しいだろう。

 そうした事情を、白鵬がわからないわけではない。ならばなぜ、好んで小兵を内弟子に取るのか。

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