パCSファイナルで激突 西武とソフトBはFA戦線でも暗闘

公開日: 更新日:

 西武は一見、鈴木は不要に見えるものの、実情は異なる。

「オフに海外FA権行使の可能性が高い秋山の去就が絡んでくる。秋山の後釜の中堅手は金子侑でしょう。となれば、今度は金子が抜けた左翼は誰か、という問題になる。そこに鈴木を入れてもいいが、二塁の外崎を外野に戻す手もある。外崎は浅村移籍の穴埋めで、今季から二塁に転向。もともと内野手で守備も無難だが、球団内では『あの鉄砲肩は外野で生かしたい』という声もある。外崎外野再転向なら、鈴木が必要というわけです」(球団OB)

 西武の二塁手候補には社会人出身で昨年ドラフト3位の山野辺がいるが、それも成長次第。西武は三塁手の中村も来年37歳と高齢だ。いずれにせよ、鈴木獲得なら内野の問題は解決する。

 肝心の資金も、年俸5億円のメヒアが退団濃厚なので捻出は可能。ソフトバンクとはFA戦線でも火花を散らすことになりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット