“アマ世界1位”で一騎打ち 金谷・中島が目指すメジャーの道
【東建ホームメイトカップ】最終日
プロが意地を見せた。
今季国内初戦の最終日は、元アマチュア世界ランク1位同士の一騎打ちとなり、昨年プロ転向した金谷拓実(22)が、日体大3年の中島啓太(20)を1打差で振り切った。
金谷は2019年8月、日本勢では東北福祉大の先輩・松山英樹以来となる史上2人目のアマチュア世界ランクトップに立った。約2カ月後の三井住友VISA太平洋マスターズでは、これまた松山以来となる史上4人目のアマ優勝。昨年10月にプロ転向し、直後のダンロップフェニックスにも勝ち、今大会はプロ2勝目、ツアー通算3勝目となった。
「先週は(マスターズ優勝の)松山さんに感動をいただき、もっと頑張ろうという気持ちになった。賞金王や東京五輪出場など目標はたくさんあるが、目の前の一試合一試合を一生懸命プレーしたい」(金谷)
今年は松山と同じく、ルーキーイヤーでの賞金王を目指すが、海外にも積極的に参戦する。
ツアー関係者が言う。