松山英樹に余裕が マスターズ王者になって戦い方が変わる
メジャーチャンピオンは一般的に、メジャー4大会とワールドランクに反映されるポイントが高い世界ゴルフ選手権(WGC)3試合にピークを持ってくるように年間スケジュールを組む。直前の試合は、メジャーに向けて調子を上げていく大会と位置付けている選手が多い。
「マツヤマは、マスターズ前週に初出場したバレロ・テキサスオープンが30位に終わりましたが、初日に67をマークして4位発進。そこでスイングの課題がクリアになり、翌週のマスターズへ向けて手ごたえをつかんだといいます。そのパターンで、今週もマスターズに勝った時の感覚を取り戻すことができるかが、本人にとって重要であり、結果はあまり気にしていないでしょう」(前出の米ツアー記者)
マスターズに勝ったことで、ずいぶん余裕ができたわけだ。
日本勢は他に小平智(31)が、6バーディー、1ボギーの67で回り、5アンダー34位タイだった。