あの川﨑春花も撃沈…全米女子オープン日本予選会で「シード選手全滅」のナゾ解き
昨年は予選を突破した5人中4人がシード選手だった全米女子オープンの日本予選会。今年も5月29日に開幕する本戦(ウィスコンシン州エリンヒルズ)切符を目指して22日、千葉の房総CC房総Gで1日36ホールが行われた。
今年は129人(うちアマチュア37人)が出場し、サイ・ペイイン(33)、林菜乃子(27)、池羽陽向(22)、泉田琴菜(25)、アマの長沢愛羅(17)の5人が夢の舞台に立つ。開幕直前の不倫報道の影響で5試合を欠場した川﨑春花(21)の他に、神谷そら(22)、櫻井心那(21)、吉本ひかる(26)、尾関彩美悠(21)、阿部未悠(24)ら12人のシード選手は全滅した。
残るチャンスは5月19日付の世界ランキング75位以内での出場権獲得だが、期限までに国内大会は3試合しかない。唯一、可能性がありそうな川﨑は連続欠場の代償が大きく、本来の調子に戻っていないだけに厳しいだろう。
全米女子オープンといえば、世界の女子ゴルファーが憧れる最高峰のメジャー大会だ。すでに出場権を得ているならともかく、シード選手がもう少しチャレンジしてもよさそうなものだが、「夢より大事なものがあるのでしょう」と、あるツアー関係者がこう言う。