“侍金”が泣いている…プロ野球「間延び日程」のナゼ、人気復活の吉兆を無駄にするのか
巨人の坂本勇人(32)が11日、東京ドームで行われた一軍の練習に合流した。
東京五輪を戦う侍ジャパンの主力として、全試合に出場。開幕戦でサヨナラ打を放つなど打率.333、1本塁打、4打点で金メダル獲得に貢献した。この日は打撃や守備練習を行い、「気持ちは切り替わっている。また巨人の優勝に向けて頑張りたい」と前を向いた坂本に、「ずっと休ませたら逆に疲れちゃうから」と言っていた原監督も安心した様子だったという。
全5試合で5番に座った楽天の浅村栄斗(30)、田中将大(32)もこの日、チームに再合流。前日10日には広島の鈴木誠也(26)がソフトバンクとのエキシビションマッチに出場したが、ペナントレース再開は13日まで待たなければならない。
7月15日から8月12日まで「東京五輪休み」が組み込まれているプロ野球の後半戦は、ただでさえ過密日程となっている。にもかかわらず、NPB関係者によれば、「五輪に出た選手を休ませたい」「各球団で代表選手の人数にバラつきがあるので、不公平が生じる」などの理由から、7日の決勝戦から1週間近く空く日程を組んだというのだ。