テレ朝女性社員の「泥酔宴会報道」で富川悠太アナがコメントを避けたワケ
テレビ朝日の社員らが、東京五輪閉会式が行われた8日夜に東京・渋谷の飲食店で10人におよぶ宴会をした問題について、同局は10日放送のニュース番組「報道ステーション」であらためて言及した。宴会は朝まで続き、酒に酔ったスポーツ局の女性社員ひとりが誤って外階段踊り場(1階と2階の中間の踊り場)から転落して骨折。緊急搬送されたという。
番組開始約30分後、「報ステ」のMCを務める富川悠太アナウンサーはこうコメントを読み上げた。
〈テレビ朝日のコメントです。不要不急の外出などの自粛を呼びかける立場にありながら著しく自覚を欠く行動があったことは大変遺憾であり、深く反省しています。緊急事態宣言下で尽力されている皆様はじめ、関係各位に多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわびいたします〉
VTRが終わり、スタジオが映ると、富川アナはすぐに共同通信編集委員の太田昌克氏にコメントを求め、太田氏が「このニュースに接し、私自身、言葉を失い怒りが込み上げてきました。絶対にあってはならない不祥事ですよ」と怒りをあらわにした。