渋野日向子は5年前のリベンジなるか? 日本女子OPは「ボロボロの予選落ちコース」
屈辱を忘れてはいまい。
30日開幕の日本女子オープン。舞台は2016年大会の会場にもなった烏山城CC(栃木・6550ヤード・パー71)だ。このコースは巧みに池が配置され、グリーンは砲台。「女子プロにとっては国内で最も難しいコース」(ツアー関係者)といわれる。
グリーン手前までホール右サイドにクリークが続く17番パー4(490ヤード)が最難関ホールだが、今年は18番パー4(400ヤード)の距離を約40ヤード延ばし、グリーン左サイドの池に落ちやすいレイアウトになった。
16年大会は高校生だった畑岡奈紗が通算4アンダーで優勝。直後にプロに転向すると米女子ツアー予選会(QT)を通過し、米国へ旅立った。
畑岡と同じ黄金世代の渋野日向子もその試合にアマで出場。同18オーバー、108位で予選落ちだった。
来季の米女子ツアー参戦を目指す渋野は今年、ファイナルQTを受ける。「米国はグリーンが硬いので高い球で攻めたい」と言って、国内でも高弾道のショットにこだわる。砲台グリーンは望むところだろう。