鍵山優真が五輪銀メダル 堂々ぶりに「男子フィギュア界を牽引する存在になる」と解説者
フィギュアスケート解説者の村主千香氏が「鍵山選手は男子のフィギュアスケート界を牽引する存在になる可能性を秘めている」とこう続ける。
「今回、団体戦から落ち着いて堂々とした演技を披露できたのは、ジュニア時代から大舞台を踏んできた経験に加え、五輪に2大会出場している父親の正和コーチの存在も影響しているのでしょう。膝と足首の柔らかさに定評があった現役時代の正和コーチ同様、鍵山選手の演技に力みがありません。スピードを生かした高さのあるジャンプを最後までつなげることができるのが一番の強みと言えます。伸びしろも十分にあり、スケーティングスキル、表現力は滑り込んで経験を積むことで、今後よりレベルアップが期待できます。鍵山選手が羽生選手や宇野選手を目標としてきたように、今後は若手スケーターが憧れる存在になると思います」
次回2026年のミラノ・コルティナ五輪では金メダルを期待できそうだ。