渋野日向子は昨年同様“屈辱の4オーバー発進”…初日出遅れで見えた「負のデータ」

公開日: 更新日:

 ツアー関係者が言う。

「ボギーかそれより悪いスコアで上がったホールの次のホールで、バーディーかそれより良いスコアをマークする確率をバウンスバック率という。渋野はボギーの後によくバーディーを取るのでバウンスバックは彼女の代名詞になっている。この日は逆に、バーディーの直後にダブルボギーやボギーを打って苦戦した」

 関係者が続ける。

「渋野は20-21年シーズンは国内で24試合しか出場していない。すべての記録がランク外になっているが、パーオンしなかったホールでパーかそれより良いスコアを獲得するリカバリー率は62.1547%。この数字はランクに当てはめると36位相当でかなり低い。バーディー数は多いが、パーが拾えないことも多い。この日イーブンパー37位タイ発進の古江(彩佳)は爆発力はないものの、粘りのゴルフを見せる。同シーズンのリカバリー率は69.0748%(3位)でした」

 屈辱の通算11オーバーから約1年。2日目からは成長の証しを見せて欲しいものだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」