FW上田綺世は窮地の森保Jを救うか W杯へ大一番の豪州戦直前、主力3人離脱の非常事態
カタールW杯出場の懸かる大一番を前に<3度目の激震>が走った。
24日にW杯アジア最終予選のオーストラリア戦(シドニー)に臨む日本代表はFW前田大然(24=セルティック)の不参加を日本サッカー協会が21日に発表。19日のFW大迫勇也(31=神戸)とDF酒井宏樹(31=浦和)のケガによる辞退に続き、相次いで主力が離脱する非常事態である。
■非常事態の要因と今後
それにしても前田は19日の国内リーグ戦にフル出場し、持ち味の俊足を生かして公式戦6得点目となるゴールを決め、勇躍オーストラリア入りすると思われていた。
「コロナで陽性反応?」「代表活動明けの宿敵レンジャーズとのダービー出場優先?」といった臆測も流れる中、いずれにしても森保監督は、主力3選手抜きで難敵に立ち向かうことになった。
「指揮官の信頼の厚い1トップ大迫の不在は痛手だが、酒井離脱も大きな不安材料です」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。