埼玉WKがリーグワン初代王者に 日本代表は7月のフランス戦に初勝利なるか?
日本ラグビーは、地元開催の2019年W杯の大健闘で人気に火が付き、W杯後のラグビー会場には大勢の観客が詰め掛けた。
しかし、新型コロナのまん延で何度も水を差されてしまった。
今年1月7日に新国立競技場で予定されていたリーグワン開幕戦は、優勝候補の埼玉WKが試合2日前にコロナ陽性者6人、検査中3人、残りの選手が濃厚接触者と認定されて想定外の不戦敗スタート。
予定されていた地上波テレビによる生中継も直前で中止となり、ラグビー人気を盛り上げるチャンスをフイにした。
「コロナ禍にあっても各チームが活動拠点で積極的に地域貢献活動を行うなど努力を重ね、観客動員でも健闘した。リーグワンの決勝には3万3604人もの観客が詰め掛けましたし、試合も多くの日本代表選手を擁するチーム同士が、随所にハイレベルな攻防を展開。スタンドの観客も好プレーを堪能し、全員が満足して帰途につかれたと思います」(現地で取材したフットボールジャーナリスト・中山淳氏)
■強豪フランス相手に初勝利なるか