“前夜祭の女王”原英莉花は初日7アンダー単独首位も…「数字」が示す不吉な流れ

原は最終日までもつか（Ｃ）共同通信社

【ニトリレディス】第1日

　初日、「大好きなコース」で爆発したのが原英莉花（23）だ。4連続を含む9バーディー、2ボギーの65をマーク。7アンダーで単独首位に立った。

　身長173センチでスタイルのいい原は、トーナメントの前夜祭でドレスアップした姿がひと際映える。自身のインスタグラムでその姿を披露するとネットで話題になるのが常。今大会はエンポリオ・アルマーニのシックな黒いロングドレス姿が絶賛された。

　モデル並みのルックスに比例しないのが今季の成績だ。1カ月ぐらい前までは腰の状態が悪いこともあり、ここまで21試合でベスト10は2回。予選落ちは8回もある。師匠の尾崎将司に指導を受ける同門の西郷真央（20）は開幕戦で初勝利を挙げてから早くも5勝。海外メジャーのエビアン選手権3位など、成長が著しく、大きく水をあけられた感は否めない。

　7月下旬、尾崎に紹介された病院で腰の治療を受け、今はしっかりクラブを振れるようになったというが、原の課題は2日目以降だ。