鎌田大地でも久保建英でもなかった…“控え降格”の南野拓実がW杯で「10」を背負う不思議
■久保の「10」は既定路線だったが…
ちなみに今回は「久保に背番号10のユニホームが手渡される」というウワサが飛び交っていた。前出の関係者が言う。
「もちろん久保もアディダスのスパイクを履いている。久保はW杯初戦のドイツ戦に左サイドアタッカーとして先発する公算が大きい。チーム最年少という新鮮なイメージもあるし、スペインでの活躍などから好感度も高く、10をつけても違和感はない。でも、カタールW杯以降はA代表、五輪代表ともに久保の10は既定路線だし、今回は先輩の功績を多として遠慮したという格好でしょう」
W杯の登録メンバーの上限は通常23人。今回はコロナ禍でのW杯で3人増の26人となった。これまでのW杯では見られなかった24はサプライズ選出のMF相馬勇紀、25はドイツ戦ワントップ出場濃厚のFW前田大然、そして26はW杯予選後に招集されるようになったDF伊藤洋輝だ。