ビーチ日本代表が“地上の楽園”目指し29日夜にW杯予選の大一番・準決勝に臨む
2026年ビーチサッカーW杯セーシェル大会のアジア最終予選を兼ねた「AFCビーチサッカー・アジアカップ」(タイ・パタヤ)に参戦中のビーチサッカー日本代表がグループリーグB組を順調に勝ち上がり、現地26日の準々決勝でレバノンを8-3で退けてW杯出場に王手を掛けた。
第1ピリオド(P)の10分、点取り屋のFP大熊卓弥(ラソアペーゴ北九州)がヘディングで先制点をゲット。その1分後にFP大場崇晃(東京ヴェルディBS)が右足ダイレクトミドルを叩き込み、実力上位の日本代表のペースで試合は進んでいった。
第2P開始早々に失点を食らったが、日本はFP大場、主将のFP坪谷亮太(ソーマプライア沖縄)が加点。9分にはGK河合雄介(東京ヴェルディBS)がリフティングで持ち上がり、狙い澄ましたシュートをゴール左下隅に叩き込み、6-2で第2Pを終えた時点で勝負あった。
最終の第3Pは相手主軸が繰り出すオーバーヘッドシュートに手を焼いて2失点したが、終わってみれば8-3の大差勝ち。
日本代表は、現地29日午後8時30分(日本時間午後10時30分)キックオフの準決勝に臨み、勝利して決勝進出を決めた時点でW杯本大会出場が決まる。