現役ドラフトで巨人がオコエ瑠偉を指名 楽天の“問題児”が新天地で大化けできるのか

公開日: 更新日:

「問題児」が新天地で化けるのかどうか。

 9日のプロ野球現役ドラフト巨人が指名した楽天オコエ瑠偉(25)のことだ。

 オコエは関東一高時代に、夏の甲子園でチームの4強入りに貢献。走攻守三拍子そろった外野手として2015年のドラフト1位で楽天入りしたものの、プロ6年間の通算成績は打率.219、9本塁打、44打点。今季はわずか6試合に出場しただけだ。

「肩、足、パワーは間違いなく一級品。身体能力はバツグンだけに、ときの首脳陣はかなりチャンスを与えたが、それでも芽が出なかった。練習に遅刻するわ、門限は破るわ……野球に取り組む姿勢に問題があるというのが首脳陣の受け止め方だった。けれども、本人に言わせると、自分より周囲に問題があると。環境が変われば、考え方や野球への取り組み方が変わる可能性がゼロではありませんが……」(パ・リーグの編成担当者)

 巨人は楽天以上にシビアな球団だし、マスコミの注目度も高い。原監督は「チームの補強ポイントを埋めることができる有力な選手を獲得することができました」とコメントしているが、これまでのような調子なら、マスコミの餌食になって冷や飯を食うのは時間の問題か。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  2. 2

    センバツVで復活!「横浜高校ブランド」の正体 指導体制は「大阪桐蔭以上」と関係者

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希の肩肘悪化いよいよ加速…2試合連続KOで米メディア一転酷評、球速6キロ減の裏側

  4. 4

    阪神・佐藤輝明「打順降格・スタメン落ち」のXデー…藤川監督は「チャンスを与えても見切りが早い」

  5. 5

    PL学園から青学大へのスポ薦「まさかの不合格」の裏に井口資仁の存在…入学できると信じていたが

  1. 6

    巨人・坂本勇人は「最悪の状態」…他球団からも心配される深刻打撃不振の哀れ

  2. 7

    ソフトB近藤健介離脱で迫られる「取扱注意」ベテラン2人の起用法…小久保監督は若手育成「撤回宣言」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    巨人・坂本勇人2.4億円申告漏れ「けつあな確定申告」トレンド入り…醜聞連発でいよいよ監督手形に致命傷

  5. 10

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が