ウッズの「2年連続PIPトップ」が物語る PGAツアーが抱える深刻なスター選手不足
ウッズが義務試合に出場しない場合、どれほどボーナスが減額されるかは明らかになっていない。いずれにせよPIPは人気投票でもあるが、必ずしも実力を伴っているわけではない。ウッズ頼みの「トッププレーヤー」をPGAツアーが前面に押し出し、つまらない試合を見せられたのでは、米国でのゴルフ人気は下り坂になってしまう。
2年連続でウッズがトップに選ばれること自体、PGAツアーにスター選手が不在という深刻さをよく物語っている。
(ゴルフライター・吉川英三郎)