2023年マスターズはLIV組の鬱憤晴らし 数少ないワールドランクのポイント獲得好機に

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 今年のメジャー初戦、マスターズ(4月6~9日)には、過去優勝者の松山英樹を含む有資格者78選手に招待状が送られたが、そのうち20%強はLIV組の16選手だった。

 マスターズ委員会のフレッド・リドレイ会長は、「男子ゴルフを分断に追い込んだ」と、PGAツアーを離脱してLIVゴルフに参戦した選手を批判しながらも、「卓越した選手たちが一堂に会するという伝統を守る」ために、従来の出場基準を変えることなく、資格のある選手をすべて招待することにしたと発表した。

 これでPGAツアーには出場できないフィル・ミケルソン、ダスティン・ジョンソン、セルヒオ・ガルシア、パトリック・リードといった過去チャンピオンの他、キャメロン・スミス、ブライソン・デシャンボー、ブルックス・ケプカら過去5年のメジャー優勝者らネームバリューのある選手が勢ぞろいすることになる。

 マスターズ有資格者の5人に1人がLIV組であり、トッププロを排除しては盛り上がりに欠けるという主催者側の判断が働いたともいえる。

 全英オープンは昨年大会からLIV組の出場を認めており、24選手が参戦した。

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