WBC連覇逃した米国のやりたい放題! カネ・ルール変更・身内の審判…その先に見据えるもの

公開日: 更新日:

 WBC世界一で優勝賞金約4億円を手にした日本もしょせんは「金儲けの駒」に過ぎない。

 WBCは「MLBが金儲けのためにつくった大会」といわれている。大会を主催するワールド・ベースボール・クラシック・インク(WBCI)は、MLBとMLB選手会が共同で立ち上げた組織だ。チケット代、スポンサー契約料、放映権料、グッズの肖像権などの総収入から分配金が出場国に支給され、6~7割はMLBと同選手会に入るといわれる。2月の宮崎合宿から大谷やダルビッシュのレプリカユニホームはバカ売れしたが、その肖像権はNPBにはなく、利益の大半はWBCIに持っていかれる。

【写真】この記事の関連写真を見る(11枚) 

 自国優遇は「カネ」だけではない。

 先週16日には記者会見を行い、日本代表が準決勝に進出した際の対戦相手が米国ではなく、メキシコ対プエルトリコの勝者に急きょ変更され、米国が勝ち上がった場合、1次ラウンドの順位を問わず、準々決勝は18日(日本時間19日)、準決勝は20日(同21日)に戦うという公式サイトの注釈も削除された。突然の変更は、「米国が準決勝で日本と対戦すれば負けるかもしれないから」「決勝は米国対日本の方が試合中継の視聴率も高くなる」などの臆測を呼ぶと同時に、「米国はやることが露骨」との声も聞かれた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」