山内日菜子が“地元の庭”で涙のツアー初V 昨年QTで見た地獄から一転、ホクホク好待遇に

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「QTランク181位の無名選手では、力のある大手マネジメント会社と契約しているか、所属先が主催する大会でもなければ推薦出場はまず無理です。今回は山内をよく知る試合会場の幹部が大会主催者に推薦出場をお願いししたのでしょう。それにしてもこれで生活は一変です。契約メーカーから支給されるボールの数は限られ、ウェアは最新モデルではなく枚数も少なかった。シード選手になればボールは1試合に最低でも5ダース。クラブは最新モデルでメーカーのスタッフが会場で微調整にも応じてくれる。山内は今回の優勝で賞金1800万円に加えて、メルセデス・ベンツEQB(約800万円)などの副賞、来季終了時までのシード権を獲得した。さらに、契約メーカーからの優勝ボーナスは賞金とほぼ同額と見られ、シンデレラストーリーを実現した話題性もあり、新たなスポンサー契約の話も舞い込むでしょう。今季は年間約1000万円といわれるツアーの移動費を捻出する必要もなくなり、試合の推薦枠を貰うために関係企業を挨拶して回る生活から脱却しただけでなく、一気に好待遇選手になったわけです」

 山内は「応援が力になることがよくわかりました。地元で優勝できたことが一番うれしい」と涙ながらに語った。足を向けて眠れない関係者は多いはずだ。

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