WBC効果で大谷翔平“ニセ垢”多数 フォロワー20万超も…人気インフルエンサーが明かす巧妙手口
エンゼルスの大谷翔平(28)の話題が連日、世間を賑わせている。
3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)開催中はその一挙手一投足が逐一ニュースになっていたのは記憶に新しい。いまや国民的スターと目される人物なのは言うまでもないが、その恩恵にあやかり、甘い蜜を吸おうとする不届き者がいるのも事実だ。Twitterでは「大谷翔平」を名乗る偽物のアカウントが多数出現。中にはフォロワー数が20万人を突破したもの(現在は凍結済み)もあった。
こうした偽物に騙される人がなぜ後を絶たないのか。総フォロワー数30万人超の人気インフルエンサーのK氏が匿名を条件にこう言う。
「大谷の件はWBCの熱狂があってこそですが、まず一般人が名前を騙っても20万人超のフォロワーは集められない。総フォロワー数約120万人のアカウント運営者が、意図的に拡散したから多くの人の目に留まることになり、瞬く間にフォロワー数が増えた。それが信用にも繋がり、行列が行列を呼ぶように雪だるま式に膨れ上がったのです。ある程度のフォロワー数があれば、数十万から数百万円でアカウントを売却できる。アカウント名はいつでも自由に変えられるから、『ニセ大谷』も売却目的で作られたのでしょう」