永峰咲希1打差惜敗はV争い終盤の“逃げ”にあり…前夜のピンポジション予習も役に立たず
【パナソニックオープンレディース】
単独首位で出た穴井詩(35)が71で回り、通算10アンダーで今季2勝目。1打差で惜敗したのが最終組の1つ前でプレーした永峰咲希(28)だ。
左サイドにクリークがある名物16番パー4で第1打を右ラフに逃げてボギー。17番パー3のバウンスバックで、16番バーディー、17番ボギーの穴井と通算9アンダーで並ぶも、最もバーディーが取りやすい18番パー5でスコアを伸ばせず、このホールでバーディーの穴井に逃げ切りを許した。
永峰はノーボギーの68だった初日、「今年からオンラインでピンポジション(PP)が前日の夕方に届くことが本当にありがたいです」と語っていた。
前日にPPがわかれば18ホールのシミュレーションも鮮明にイメージできる。永峰自身も「より、しっかりと準備するようになった」と言ったが、優勝争いの終盤にクリークの逆サイドのラフに逃げているようでは前日の「予習」も役には立たない。