渋野日向子「いいところナシ」7オーバー134位T大幅出遅れ…“重症ゴルフ”で復調の兆し見えず

公開日: 更新日:

【KPMG全米女子プロゴルフ選手権】第1日

 ボギーをたたいた直後にバーディーを奪うバウンスバックがプレースタイルの持ち味であり、笑顔と勢いで多くのファンを魅了してきた渋野日向子(24)だが、すっかり落ちぶれてしまった。

 ホールアウト後の第一声は「いいところナシ」。

 初日はボギーを積み重ねるばかりで、バーディーを一つも決められなかったから当然だろう。

 2番パー4で3パットボギーが先行。続く3番パー4はティーショットが右ラフにつかまり、2打目は左バンカーへとショットが乱れ、3打目もピンに寄せられずに連続ボギーだった。

 そして9番パー3は1打目をグリーン左ラフに外すと、ショートサイドからのアプローチをミスしてボギーとなり前半は3オーバー。

■バーディーなし、3パット5回

 折り返して12番パー3からは4連続ボギーと崩れるいっぽうで歯止めが利かなかった。こうなると、何もかもうまくいかなくなる。上がり18番パー5は2オンに成功しながら1.5メートルのバーディーパットも決められず、ただの“3パットパー”だった。なにしろ、3パットが5回もあった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド