全米女子OP優勝2億9000万円は国内最高額の6.6倍! ますます広がる日米賞金格差のウラ側
【全米女子オープン】第1日
今季海外メジャー3戦目「全米女子オープン」が開幕した。
日本勢は史上最多のプロアマ22選手が出場し、畑岡奈紗が3アンダー3位タイ、西郷真央が1アンダー13位タイ、笹生優花と岩井千怜がともにイーブンパー21位タイ、渋野日向子とアマチュアの馬場咲希が7オーバー124位タイでホールアウトしている。
会場は海沿いに広がる世界でも有数の美しいリゾートコースで、ピン位置やグリーンコンディション、ラフの長さなど設定の難しさが際立つ。
日米女子ツアーの違いはたくさんあるが、なによりも驚くのは賞金額だ。
イン・ルオニン200万8768ドル(2億9145万円・中国)、リリア・ブ113万901ドル(1億6530万円・米国)、コ・ジンヨン111万7279ドル(1億6240万円・韓国)、笹生優花109万8475ドル(1億5950万円)、古江彩佳96万3003ドル(1億3920万円)──。これは現在のLPGAツアー賞金ランクトップ5であり、すでに11選手が69万ドル(1億円)を突破している。トップに立つルオニンは今季2勝を挙げ、先の全米女子プロの優勝賞金150万ドル(約2億1750万円)のウエートが大きい。