「大谷翔平は最大の舞台でプレーしていない」 ヤンキースで世界一5度レジェンド発言の真意
日本ハムとエンゼルスというファンやメディアが比較的好意的な“温室”育ちの大谷にとって、生き馬の目を抜くニューヨークは確かに未体験ゾーン。現役生活をニューヨークで全うしたジーターが、大谷の適性について「大丈夫だと思うがわからない」というのもうなずける。
■シルバースラッガー賞DH部門で最終選考入り
MLBは日本時間2日にシルバースラッガー賞の各ポジションの最終候補を発表し、大谷がア・リーグ指名打者部門で入った。
大谷は今季、44本で本塁打王となり、打率3割4厘、打点95。打者のチームの得点への貢献度を示すOPSは1.066で1位だった。もう1人の候補はアルバレス(アストロズ)だが、打点以外では大谷が上回る。大谷の2年ぶりの受賞は確実だろう。
また鈴木誠也(カブス)はナ・リーグ外野手部門(候補7人)で初めて名を連ねた。同賞は打撃のベストナインに相当するもので、各球団の監督、コーチの投票で決まる。