バーレーン代表の練習を直撃 要警戒FWが「タフな試合になるのは間違いない」と不敵な笑みを
長身FWと、もうひとつの警戒ポイント
写真撮影をお願いしつつ、日本戦について尋ねると「タフな試合になるのは間違いない。全ては明後日だね」と不敵な笑みを浮かべていた。エース級FWの存在に加え、両ウイングも速さと鋭さがある。彼らの良さを出させないことが、日本勝利の最重要にポイントになりそうだ。
もうひとつの警戒ポイントは、敵将のフアン・アントニオ・ピッツィ監督。彼は2019年UAE大会ではサウジアラビアを率いており、ラウンド16で日本と対戦。ボール支配率72%と圧倒的に上回りながら、冨安健洋(アーセナル)のCKからのヘディング弾でねじ伏せられ、解任の憂き目に遭った。
その苦い出来事を忘れてはいないだろう。
「監督は日本には特別な因縁を感じていると思うよ」とアブドゥルガルファー広報担当も語っていたが、同じ轍を踏むつもりはないはず。
「日本の要注意選手をあえてひとり挙げると遠藤(航=リバプール)だ」とズバリ指摘しており、今の日本代表のことを丸裸にしている様子だ。
欧州ビッグクラブで活躍するスター選手を数多く擁する日本を倒すために、あらゆる策を講じてくるに違いない。
フレンドリーな協会スタッフも、試合当日は目の色を変えてぶつかってくるはず。キックオフは日本時間31日午後8時30分。ペルシャ湾の島国の出方が、大いに気になる――。
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