藤浪晋太郎が「ジャーニーマン」と呼ばれる日…メジャー3球団目メッツと単年5億円で合意
藤浪晋太郎(29=オリオールズからFA)が今季は千賀滉大(31)の所属するメッツでプレーすることになった。
1年335万ドル(約4億9580万円)、出来高は最大85万ドル(約1億2580万円)で基本合意。メディカルチェックが済み次第、正式発表される見込みという。
メッツは昨年、開幕時の総年俸がメジャーでダントツだったにもかかわらず、ナ・リーグ東地区4位に低迷。
昨季の救援防御率4.45は30球団中22位。リリーフ陣の強化が補強ポイントのひとつだっただけに、オリオールズの地区優勝に貢献した藤浪に白羽の矢が立った。
アスレチックスから7月にオリオールズへ移籍して以降は30試合で2勝0敗、2セーブ。29回と3分の2で17四死球、32奪三振と、制球は悪くても山ほど三振を奪う160キロの剛速球が評価されたようだ。
そんな藤浪の獲得は、新たな編成責任者となったスターンズ編成本部長とコーエン・オーナーによるところが大きいという。特派員のひとりがこう言った。